伝統の技と心が残る街
韓国 ソウル

韓国の首都、ソウルに伝統的な韓国家屋残っている街がある。ここは、地元の人にプクチョン(北村)と呼ばれており、朝鮮王朝時代に貴族などが住んでいた所である。美しい曲線の瓦屋根の家々には今、伝統文化を受け継ぐ職人たちが、数多く暮している。漆塗り職人のシン・ジュンヒョン(申重鉉)さんは生漆を使って、自然の木目を生かした漆器を作り続けている。また、・ファン・ヘソン(黄慧性)さんと娘のハン・ボクリョ(韓福麗)さんは失われつつあった宮廷料理を現代に蘇らせた。プクチョンには、自然を生かす伝統文化の心が脈々と流れ続けている。